今月の講話(毎月1日 月次祭後の宮司講話です)

平成30年8月 『言葉をかえれば』

8月1日月次祭 皆様方には 元気な蝉しぐれにも勝れて ようこそ ご参列くださいました。

酷暑の中 あまりにも暑い熱いと申し過ぎますと 実際の気温よりも 更に暑く体感するものでございます。

心機一転 心を入れ替えて などと申しますが 心を替えれば 考え方や 感じ方や行動 更には視野が変わると言われます。しかし 心を替えることほど 難しいことはございません。
そんな時 先ず 言葉をかえてみては いかがでしょう?

例えば 本日の月次祭 酷暑の中にも拘わりませず ようこそご参列くださいましたと申し上げるのと 元気な蝉しぐれにも勝れて ようこそご参列くださいました では 感じ方が 変わります。

日本の四季には それぞれ 深い意味がございます。例えば 暑い時期には 暑くなければ 農作物は育ちません。かき氷やクーラーも売れません。
ただ 例年には無い酷暑なだけなのです。
刻一刻と 変化する 大自然に 敵対するのは好ましくないのです。
生活の智恵を活かして 上手に 受け入れられるよう 人が 変われば  いかがでしょう?

皆様方には この酷暑を 上手に受け入れられるよう ご日常の言葉をおかえ頂き お元気にお過ごしくださいますよう お祈り申しあげます。

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